光の中の波のように

佐野元春が敬愛するソングライターがボブ・ディラン。『The Circle』には、ディラン的な、研ぎ澄まされた言葉が詰まっている。
例えば“地下鉄の窓に映る欲望 ふくれていくだけの欲望 何もかもが手に届かない”そんな「欲望」の、突き刺さるような歌詞。

『The Circle』はサウンド的にも充実したアルバムなのだった。「レイン・ガール」は、ポリス風のサウンドで、ポップな曲。元春の掛け声も、何故かスティング風(チョッ!チョッ!)なのが楽しい。
ゲスト参加しているジョージー・フェイム(60年代から活躍しているイギリスのR&B/ジャズシンガー)のオルガン・プレイも味わい深い。「エンジェル」のエンディングでは、敬意を込めて、彼の名前が紹介されている。



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