流れる石のように

調べてみたら『The Rolling Stones, Now!』のチェス録音は、「You Can't Catch Me」「What A Shame」「Little Red Rooster」「Down The Road Apiece」の4曲なのだった。
黒っぽい印象が強いのは、やっぱり「Little Red Rooster」の印象が強いからだと思う。66年生まれの僕の世代だと、日本のバンド、ザ・ルースターズのバンド名になった曲としても有名。ハウリン・ウルフへの敬意を、体いっぱいで表現しているブライアン・ジョーンズのギター。
チャック・ベリー・スタイルの「Down The Road Apiece」は、例えば「Carol」なんかとは全然ノリが違って、さすがのチェス録音。

『12 X 5』のストーンズのオリジナル「Empty Heart」は、いわゆるAメロだけで突っ走る曲。流れる石のように。空っぽの心を抱えながら。不思議に好きな曲。
ジャガー・リチャードの作風が完成する「Satisfaction」は、この時期の少し後。キンクスの「You Really Got Me」。フーの「My Generation」。イギリスのロックンロール黄金時代の始まりである。




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