ロックンロール・サーカス

3月3日。東京ドームでキッス。もう完璧なスタジアム・ロック・ショー。ちょっと観にくい席だったけど、十分に楽しめた。
この日のキッスに関しては、渋谷陽一さんが的確なレビューをしているので、リンクしておきます。

日本でキッス、クイーン、エアロスミスが3大ロック・バンドとして盛り上がっていたのは1970年代の後半。
私は(それより少し後の)パンクの洗礼を受けてしまった世代なので、本格派のエアロスミスはともかく、キッスとクイーンは、古い世代のお子様向けバンドという認識だった。
キッスに関して、その認識を新たにしたのはたぶん、グランジ以降の90年代。特に2000年代以降のフェス文化に触れる事で、自分の中の音楽の許容範囲が広がっていったのだと思う。

例えばゲイ・カルチャー的な表現だったり、スプラッター的な表現だったり、プロレス的な表現だったり、大人から眉をひそめられたり、世間から嘲笑を浴びるような、キワモノ的なマイノリティ文化を身体を張って肯定するプロフェッショナリズム。
この日キッスが演奏したロックンロールから、私はそんなものを感じたのだ。たぶん。

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