テーマ:音楽生活13

12月だけのクリスチャン

グルーヴァーズの「12月だけのクリスチャン」。93年のマキシ・シングル。トーキング・ブルース調の曲でストーリー仕立てになっている。 黒い服の男が現れてこんな事を言う。 おまえにうってつけの仕事があるのさ 今すぐついてきな 迷うことはない 悪いようにはしないさ 12月だけのクリスチャン/THE GROOVERS …
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怒れる若者

1979年の日本でパンクと言えば、ピストルズでもクラッシュでもなくて、ストラングラーズとエルヴィス・コステロだった。当時中学生だった私にもぼんやりとそんな記憶がある。 インターネットなんて概念すらもなかった時代、英国や米国の情報はとてつもなく遠かった。だからパンク系として早い時期に来日したストラングラーズとコステロのインパクトが、その…
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心を麻痺させないために

エルヴィス・コステロの『This Year's Model)』。78年のセカンド。 バックにアトラクションズ。プロデュースにニック・ロウ。初期のコステロの体制はこのアルバムから始まる。 後にヒューイ・ルイス&ザ・ニュースとしてブレイクするクローヴァーがバックを努めた前作と比べても、アメリカ市場を意識した次作と比べても、トンガってパン…
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平和と愛と調和

「平和と愛と理解のなにがそんなにおかしい?」。エルビス・コステロの古い曲が聴きたい。 これは数週間前の東京新聞の1面のコラム欄にあった、最近の日本の政治状況に対しての文章。コステロ・ファンならすぐにピンとくる「(What's So Funny 'Bout)Peace, Love & Understanding」。 いかにも若き日のエ…
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奴隷になんかなりたくない

火曜日、世紀の悪法が衆議院で強行採決。背筋が寒くなって、敗北感に打ちのめされる。街を歩く人たちは全くいつも通り。この人たちはどうして平気な顔をしていられるんだろう。それとも私の頭がおかしいのだろうか。 そんな事を考えていたら駅前で法案反対を訴える区議会議員の人。周りでチラシを配る人が3人。それを受け取ったのは私たち二人だけ。まあとにか…
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ゴキゲン

テデスキ・トラックスバンドの『Made Up Mind』。テデスキ・トラックスバンド名義としては2作目。 デレク・トラックスバンドの発展系として大所帯になったテデスキ・トラックスバンド。どちらかというとブルース・バンド的だったデレク・トラックスバンドに比べると、グッと筋肉質でタイトなリズム&ブルースの佇まい。現在のバンドの充実した状態…
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FRONT LINE

私は現在の自民党安倍政権が進めようとしている政策を、本当に怖いと思う。実態のないニッポンという概念に取り憑かれて、それを実現するために国民の大多数を犠牲にしようとしている。許せないと思う。 どうしてそう思うのかと言えば、ガキの頃にパンクに出会って、パンクで育ったからだ。あの頃、闘えと教えられた敵の姿が、そこにあるからだ。 今日も…
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ふわふわ

急に寒くなったせいか風邪をひいてしまって、熱はないけれどなんとなくフラフラしていた。 ボーっとした頭で電車に乗っていた時に聴いていたのがフェイ・ウォンの『王菲』。久しぶりに聴いたフェイ・ウォンの歌声は透明感があってフワフワしていて、なんだか気持ち良かったのだった。 『王菲』は97年のアルバム。当時のフェイ・ウォンはなんといっても…
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悲しくなるなることばかりだ

最近面白いなと思ったのは、見田村千晴の「悲しくなることばかりだ」。 わかりあえないから面白いぜ、っていうあたり、突き抜けたセンスがあるし、いい目付きをしている。いろんな意味で、背筋の伸びた、姿勢の良いシンガーだと思う。 そういえば最近やたらと腰だったり首だったり肩だったりが痛いのは、まあ年のせいなのだろうけど、仕事で座ってる時の…
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蹴飛ばせ

宇多田ヒカルの『Distance』。2001年のセカンド。 アルバムタイトル曲の「DISTANCE」で歌われる恋愛観というか人生観のようなものは、現在40代の私でも共感できる、しっかりした内容。名曲だと思う。 そういえば最近ラジオでイマドキの某女性シンガーの同名異曲を耳にしたのだけれど、宇多田ヒカルとは百万億光年ぐらい離れた稚拙な内…
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デンタク

70年代のクラフトワークは、一風変わったプログレ・バンドとして認識されていたように思う。 74年の『Autobahn』のタイトル曲は22分45秒でアナログ片面この一曲だから、なかなかのプログレぶり。とはいえこの人たちの音楽に対する(そして電子楽器に対する)スタンスは極めてクールで、限りなく理系だった。 私がクラフトワークを初めて…
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放射能

クラフトワークの『Radio-activity』。75年のアルバム。日本語のアルバムタイトルは『放射能』。 ちなみにアルバム・タイトルの(ハイフンの入った)『Radio-activity』は、ラジオの活動という意味。ジャケットに描かれているのもナチス政権が宣伝に使用したのDKE38という型のラジオらしい。 アルバム2曲目の(ハイフン…
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道なき道を歩け

ルー・リードが亡くなった。享年71歳。 喋ってるのか歌ってるのか、下手なのか上手いのか、良くわからないぶっきらぼうな歌。それでも一度聴くともう忘れられない声。ルー・リードの前には道がなかった。道なき道を歩いて、道をつくった人だと思う。 訃報を聞いてから、ずっと『New York』を聴いている。ギターにベースにドラムにコーラス…
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意志あるノイズ

エイジアン・ダブ・ファウンデイションの『The Signal And The Noise』。 彼らの作品の中でもポップで踊りやすいアルバム。オリジナルメンバーの復帰も、この作品にいい影響を与えているように思う。 冒頭3曲のカッコ良さでアルバムの世界に引き込まれるし、「Qutab Minar」や「Your World Has Go…
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珠玉のメロディ

ポール・マッカートニーの活動を大きく分ければ、60年代がビートルズで70年代がウィングス。そして80年代から現在まで続くソロの時代という事になると思う。 60年代と70年代はいいとして、80年代から現在までを一括りにしてしまうのはちょっと乱暴かもしれない。 ものすごく乱暴に言えば、ロックという音楽スタイルは60年代に生まれて70…
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MY LIFE IS MY MASSAGE

日曜日の東京新聞のコラムで星野博美さんが“東京五輪開催決定のお祭り騒ぎに嫌気がさし、九月前半はテレビや新聞を見る気がしなかった。”と書いていた。 私も全く同じ状態だったので、激しく共感する。かつて“パンクは態度である”という名言を吐いた星野さんらしい文章。“限られた人間だけの見たい「夢」が、国民の夢ではないはずだ。”とも書いている。本…
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愛しのローレン

チャーチズの日本デビューEPが『EP』。先月アルバムも発売されたけどまだ聴いてないので、今日はこっちで。 サマーソニックでチャーチズを観れたのは、個人的に今年の収穫のひとつ。この人たちのステージが良かったのは、観客に媚びてなかったところ。 ボーカルのローレンのMCが「ワタシハニホンゴハナセマセン。ゴメンナサイ。」ですからね。真っ…
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社会が狂ってると感じるなら

最高だったフェルミン・ムグルザのフジロック(オレンジコート)のステージ。ゲストで(フェルミンと一緒に)一曲歌ってた(日本)人が誰だったのかずっと気になっていたのだけどやっと判明。TEX & SUN FLOWER SEEDというバンドのてつという人だった。なんか、良かったんですよねこの人の歌。 フジで二人が歌ってた曲は「La Lin…
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天才の凄み

スティーヴィー・ワンダーを観たのは1982年。高校2年の時だった。忘れもしない 郡山市総合体育館。 ピアノの弾き語り的だった前半は(田舎の高校生にとっては)正直ちょっと退屈だったのだけど、後半の大所帯のバンドでの黄金のヒットメドレーは本当にスゴかった。 ステージの上のスティーヴィーはまるで、天から降りてきた音楽の神様みたいに光輝いて…
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STAND AGAINST RACISM

ソウル・フラワー・ユニオンの『踊れ!踊らされる前に』。今年の6月に発売されたミニ・アルバム。 2曲目に収録されているタイトル曲のダブ・ミックスが秀逸。クラッシュ世代にはたまらない仕上がり。さすがのスタンド・アゲインスト・レイシズム・ダブ・ミックス。 「アンパンマンのマーチ」と「また逢う日まで」が収録されているのも嬉しい。特に「また逢…
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今宵の月のように

ホセ・ジェイムズの『No Beginning No End』。 CDショップの分類はコンテンポラリーなジャズだけど、印象的なスネアの音で始まるこのアルバムはいい意味でトンガっていて、それでいてものすごく洗練された音。さすがのブルー・ノート・レーベル。ピノ・パラディーノも参加している。 最近は色々と憤ったり考えたり頭の中が疲れてし…
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世界が狂い出しても

ここ数日、パール・ジャムをずっと聴いていた。耳に差し込んだイヤフォンから流れる音が狂い出した世界の騒音をシャットアウトしてくれれば、もしかするとパールジャムじゃなくても何でも良かったのかもしれないけれど。 まあとにかく、秋風の吹き始めた街に、パール・ジャムの音がなんだか気持ちよかったのだ。 ビートルズに対するストーンズのように、…
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歌声は超一流

スティーヴ・ウィンウッドの『Back In The High Life』。86年のアルバム。ナイル・ロジャースが2曲でゲスト参加している。チャカ・カーンもコーラスで参加していて、とにかく華やかなアルバムだった。 大ヒットした「Higher Love」は文句なしのダンスナンバー。これを聴かないと夏が始まらない。柔らかく穏やかな「Back…
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戦メリの夏だった

ダフトパンクの「Get Lucky」で印象的なギターのカッティングを弾いているのはナイル・ロジャース。70年代後半に洗練されたディスコサウンドで大成功を収めたシックのギタリストであり、リーダーだった人。80年代には売れっ子プロデューサーでもあった。 そんなナイル・ロジャースのプロデュース・ワークの代表作がデヴィッド・ボウイの『Le…
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中毒性あるかも

ダフトバンクの『Random Access Memories』。 ジョルジオ・モルダーやナイル・ロジャースといった、70年代ディスコ・サウンドのオリジネーターを引っ張りだしてきながら、ジュリアン・カサブランカスやファレル・ウィリアムスといった現役のスターもフィーチャリングも忘れずに、売れに売れているアルバム。 あんまり売れ過ぎて、庇…
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見上げてごらん

『ZOOEY』のクレジットは、佐野元春&ザ・コヨーテ・バンド。 深沼元昭、高桑圭、小松シゲルという、一世代若い(そして通好みで実力者揃いの)コヨーテ・バンドのメンバーは、佐野元春がロックンンロールに帰ってくるために必要な触媒だったのだと思う。 アルバム『COYOTE』のレコーディングやその後のツアーを経て、藤田顕が加入。サポートに渡…
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世界は慈悲を待っている

今年の3月に発売された佐野元春の『ZOOEY』。 コヨーテ・バンドを率いては『COYOTE』に続いての2作目。前作と比べるとバンドの立体感が増して、演奏もグッとタイトになった。 そして何よりも感じるのは、元春が戻ってきた! そんな嬉しい感触。 例えばこんな言葉。 街には音楽が溢れてるけど 誰も君のブルースを歌ってはくれない…
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The longest Night

世界の図々しさに負けそうな夜は、グルーヴァーズを聴こう。 ウォーム・ハートとクール・ヘッドが同居した藤井一彦のギターは、いつだって最高だ。 いくつもの苛立ちが 世界を変えるなら とっくに俺は革命家 一夜のレヴォリューション The longest Night/THE GROOVERS ここ数年はギタリストとして…
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アースガーデン

週末に代々木公園で行われていたアースガーデン。 充実しすぎのフリー・ライブを観ていると、福島ブースの方からいい匂いが漂ってきてビールで一杯。運営がしっかりしているし、フェス自体にポリシーがあるから気持ちがいい。楽しいフリー・フェスだった。 土曜日のフリーライブで夕方に登場したのがシーナ&ロケッツ。 登場した途端にバンドは全開で…
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極東戦線異状なし!?

2011年の3月に原発事故が起こった時、福島にある私の実家の事を心配してくれたのは、当時の職場で一人だけ。沖縄出身の人だった。 その時はあまり深くは考えなかったけど、沖縄出身の人の感覚が、他の人とはやはり少し違っていたのかもしれないと、今では思う。 のどかな光 爽やかな風 極東戦線異常なしって感じやね この惑星じゃ今も子供ら…
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