テーマ:音楽生活14

ニール・ヤングのように

最近聴いて、すごく勇気づけられたアルバムがニール・ヤングの『Living With War』。2006年の作品。 このアルバムでニール・ヤングは、2006年のアメリカに対して、すごく真っ当にポジティヴに、正しく怒っているのだと思う。だからこのアルバムは力強い。 ポジティヴな怒りはエネルギーを生み出すけど、ネガティヴな怒りは何も生まず…
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民主主義って何だ?

今日の参議院特別委員会。テレビの中継(最初の方と最後の方)を見る事ができた。民主党の福山さんと大塚さんのフィリバスターはとても良かったと思う。最後の山本太郎さんも頑張っていた。 しかしその後に不信任案は否決。そして強行採決。なんだよこれ。採決でもなんでもないじゃないか。 それでもテレビの画面から目が離せず。その時頭の中で鳴ってい…
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優しい闇

佐野元春の『BLOOD MOON』。「紅い月」という曲に、こんな歌詞がある。 君が夢に見ていたぬくもりは 他の誰かのための御伽噺だった 誤解を恐れずに書けば、ロックンロールは御伽噺である。80年代の佐野元春の音楽が画期的だったのは、御伽噺である事に正面から向き合って、ありったけの愛情を込めたロックンロールを作った事だった。…
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ロックンロールという名の思想

佐野元春の新作『BLOOD MOON』。前作『Zooey』で感じた、元春がロックンロールに戻ってきた! という私の印象は確信に変わった。完全復活の一枚だと思う。 一世代若いコヨーテ・バンドとの活動が、とてもいい化学反応を起こしているのだろう。結果的に作風もすごくアグレッシヴになって、一時期のボーカリストとしての肉体的なスランプからも抜…
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国のための準備

国のための準備はもうできてるかい? 国のための準備はもうできてるかい? 家族とか大切な人を心に留めて 美しく見える話しには裏がある 気をつけろ 人は時に行き着く先のことなんて 何も考えずに歩きだしてしまう そして道に迷い 帰れなくなって 言葉もなくとたんに そう寂しくなる 国のための準備はもうできてるか…
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恋をするなら

ザ・ビートルズの『Rubber Soul』。1965年のアルバム。コンサート活動を停止したビートルスがスタジオのレコーディング技術を駆使して革新的な音楽を作り始めた、ロックンロールの歴史の上でも重要なアルバムである。 遅ればせながら、2009年のリマスター盤CDを聴いてみる。なるほど確かに音像がクッキリしているし、アナログ盤のような音…
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もう一度世界を変えるのさ

今日のお昼のJ-wave。佐藤タイジがゲストで出ていた。世界を変えるのは暴力じゃなくて愛なんだ。愛が無いから強行採決なんですよ。そんな事をアツく語っていた。 メジャーなミュージシャンが公共の電波で強行採決なんて言葉を話すのを聞いたのはたぶん初めて。司会の人もちょっと戸惑ってたみたいだけれど、私は心を揺さぶられたのだ。 目をそらさ…
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空気を震わせろ

1月17日、吉祥寺でグルーヴァーズのワンマン。会場は人でぎっしりのフルハウス。当日券もソールドアウトだったかもしれない。 それは例えると、若者向けの小綺麗なチェーン店が並ぶ表通りから少し入った裏通りにある、狭いながらも居心地のいい店。伝統の味を頑固に受け継ぐのは気のいい三代目。口コミだけで今日も満員。グルーヴァーズのライヴはそんな雰囲…
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ど根性マイノリティ

イギー・アゼリアの『The New Classic』。ヒップホップ初心者の私でも楽しめた。クールなポップ・レコードだと思う。 ちなみに『The New Classic』は去年の4月に発売された米国でのファースト・アルバム。これに新曲を追加した新装盤が最近国内盤でも発売された『ReClassified』。 イギー・アゼリアを初めて…
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清潔な盗賊

去年見たミュージック・ビデオで面白いなあと思ったのはクリーン・バンディットの「Rather Be」。 何故か舞台は日本。焼き鳥屋でみんなが歌い出したり、電車でみんがが踊り出したりする。曲の不思議な浮遊感と見慣れた日本の風景のミスマッチがセンス良く繋がっていて、気付いたら頭の中でこの曲のメロディがループしているのだ。 クリーン・バ…
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華やかに

割といろんな人が言ってるけど、最近の米国のチャートで活躍しているのはほとんどが女性。いろんなタイプの人がいて華やか。 テイラー・スウィフトやアリアナ・グランデみたいなブリブリ系の人もいるし、イギー・アゼリアやチャーリーXCXみたいなエッジの立った人もいる。やっぱりロードの存在感は別格。そんな感じ。 やっぱり日本だと、テイラーとかアリ…
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ソウルに息づくゴスペル

『The Soul Of Gospel』。ゴスペル系のソウルのヒット曲を集めたコンピレーション。CDのクレジットを見たら95年の発売になっていた。たぶん当時、映画「天使にラブソングを」がヒットして、ゴスペル音楽がちょっとしたブームになっていたのだと思う。 ゴスペル音楽の定義に関してはいろんな意見があると思うけど、私にとってはこのコンピ…
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三つ目がおどる

ケンカ別れしたはずの古巣のワーナーから、突如2枚のアルバムをリリースしたプリンス。1枚はプリンス名義で、もう1枚がプリンス&サードアイガールの『PLECTRUMELECTRUM』。 私が聴いたのはサードアイガールの方の1枚。面白かった。 プリンス名義の『ART OFFICIAL AGE』も、プリンス&サードアイガールの『PLEC…
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Life Goes On

ヒートウェイヴの山口洋さんが12月7日のブログで今回の選挙の事に触れていた。とても心に響く文章だったのでリンクしておきます。こちらで。 そんな感じで東京は今日も青い空。吐き気がするほどくそったれの朝。ヒートウェイヴを聴きながら、電車の窓の風景を見ていたんだ。 俺たちは何かに乗りそこなって そこから降りるタイミングも逃してし…
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世界はお前を待っている

ソウル・フラワー・ユニオンの『UNDERGROUND RAILROAD』。2010年の『camp pangaea』から4年振りのフルアルバム。 社会や政治と地続きで繋がっている音楽を鳴らすソウルフラワーのようなバンドにとって、この4年間がどんな4年間だったのかは、アルバムの歌詞カードの裏に散りばめられた写真を見ていればよくわかる。震災…
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すべての歌には意味があるんだ

いったいどれだけのドアを叩いたなら、あの子たちの未来に花が咲くんだろう? ヒートウェイヴの『夕陽へのファンファーレ』。アルバム一曲目の「Don't Look Back」は、こんな一行で始まる。 ここ数年間、もっと具体的に言えば3年8か月の間、感じてきた苛立ちや憤りや絶望や希望。そんなものと真剣に向き合ってきた人の言葉だと思う…
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おっさんのカリスマ

11月17日。渋谷のDUOでヒートウェイヴ。 10分ほど遅れてステージに現れた4人。一曲終わった後に「遅れてごめんね。一生懸命音楽やります。」そんな山口洋のMC。これはいいライヴになると直感する。 35年の紆余曲折を経たヒートウェイヴ。現在のメンバーはベースが(創立メンバーの)渡辺圭一。キーボードに細海魚。ドラムが池畑潤二。 …
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最後の革命歌

ザ・ラスト・インターナショナルの『We Will Reign』。 今時珍しいぐらいの硬派な音。ボトムの太い正統派ストロングスタイル。最後の革命歌、なんてクールなバンド名の通り、政治的な内容も歌っているようだ。 アルバムは全10曲で38分。前半が割と勢いのあるロックンロール。後半が若干スロー&メロウ&ブルージー。アナログ盤的な構成も馴…
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私たちには向いてない

18歳の時からざっと30年、東京に住んでいる。30年だから、生まれ育った町で過ごした18年間よりも、ずっと長い期間だ。 東京の生活に、ふと疑問を感じる事は今迄にも時折あったのだけど、考えるきっかけになったのは、やはり3年半前の震災と原発事故だった。 決定的だったのは東京オリンピックの招致が決定した時である。本当にこの街でオリンピック…
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麗しのオールドマン

いつの間にか、最近の日本の若いバンドの音が、全然理解できなくなっていたのだった。雑誌の表紙や巻頭を飾るようなバンドのほとんどは、何がいいのかさっぱりわからない。まあこっちは、あと数年で50のオッサンなのだからしょうがない。 そういう訳で、気になるようなバンドというと、ソウル・フラワー・ユニオンとかグルーヴァーズとかヒートウェイヴとか、…
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お嬢様はイメチェン中

「笑う洋楽展」でオリビア・ニュートン・ジョンの「Physical」のビデオが流れていた。リンク先の割と有名なPVじゃなくて、もっとチャチなテレビ番組用のビデオ。チャチな分だけヘンテコ度は上昇していて、みうらじゅんさんも「こいつらどうかしてる(笑)」なんて悶絶していた。やっぱり恥ずかしいのは80年代である。 話は変わってテイラー・ス…
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16分の27拍子

お馴染みのヒット曲を、超絶テクニックとアレンジで聴かせるバンドというのが、昔から割と日本人は好きなのではないだろうか。最近だとダーティ・ループスとか。 私は基本的にパンク育ちなので、テクニックは抜群だけどオリジナリティが感じられない演奏を聴いてもちっとも面白くない。下手でもいいからオリジナリティのある演奏が聴きたいと思う。 そういえ…
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世界の土台を変える勇気を持ってるかい?

ジャクソン・ブラウンは私小説的なシンガー・ソングライターであると同時に、政治的社会的な発言や行動もする人である。 有名なのは1979年にマジソン・スクエア・ガーデンで行われたNO NUKESコンサート。スリーマイル島の原発事故を受けて、原子力発電所の建設に反対する運動だった。 ミュージック・マガジンの記事によると、その辺りの事を訊か…
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ロックンロールの良心

ジャクソン・ブラウンの6年ぶりの新作が『Standing In The Breach』。ジャケットには2010年のハイチ地震の写真が使用されている。 今月のロッキング・オンのインタビューで、ジャクソン・ブラウンはこんな事を言っている。引用します。 ハイチで地震が起きても、しばらくすると報道するのを止めてしまう。問題はずっと続いて…
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スターになるのは大変だ

ベストヒットUSAの歌姫特集を見ていたら、マライア・キャリーの「Hero」が流れていた。 たぶんもう20年以上前の映像なのだろうけど、この頃のこの人の歌には(音楽の好き嫌いは別にして)、人の心を掴む何かがあったんだなあ、と思う。スターの地位と引き換えに失ったものが、このビデオの彼女の歌にはあるような気がする。この頃は(まだ)可愛かった…
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ロックンロール原始人

ベンジャミン・ブッカーの『Benjamin Booker』。ニューオリンズを拠点に活躍するシンガー・ソングライターのデビュー・アルバム。荒削りだけど勢いのあるロックンロール。 録音したスタジオはアラバマ・シャイクスがデビューアルバムを録音したナッシュビルのスタジオ。プロデューサーもアラバマ・シャイクスと同じアンドルジャ・トキック。 …
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ロックンロールの職人芸

1979年から1980年頃の、パンクの動きが一段落した英国のロック・シーン。残ったのはシンプルなロックンロールのスタイル。 クラッシュにジャムにコステロにXTCにプリテンダーズ。スペシャルズやマッドネスのツートン勢まで含めて、60年代ベースのイキのいい音楽を鳴らしまくっていた。当時中学生の私でも、なんだかワクワクするような時代だった。…
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苦い砂糖

トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの『Hard Promises』1981年のアルバム。私が最初に買ったトム・ペティのアルバムがこれ。高校1年の時だった。 告白すると当時の私は生まれて初めての大失恋の直後で、そんな時にラジオで渋谷陽一さんがこのアルバムを紹介していたのである。その時の一曲が「A Woman In Love」。彼女は恋…
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ロックンロールの絶滅危惧種

ジョン・メレンキャンプの『Scarecrow』。1985年のアルバム。彼がまだ、ジョン・クーガー・メレンキャンプを名乗っていた時代のアルバムである。 時代はまさに80年代。ちょっと大袈裟に書けば、ロックンロールが商業主義に制圧されて、絶滅の危機に瀕していた時代。ジョン・メレンキャンプはロックンロールの絶滅危惧種のような存在だった。 …
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ロックンロール・プランB

トム・ペティ&ハートブレイカーズのアルバムを久々に聴いたのは2010年の前作『Mojo』。 あーまだやってたんだという事実に軽く驚いて、充実したアルバムの内容にも驚いたのだった。どちらも嬉しい驚きだったのだけれど。 どちらかというと線の細い印象だった80年代のトム・ペティ&ハートブレイカーズと比べると『Mojo』はグッと逞しくなって…
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