主人公は都民一人ひとり

この人に投票します。

イエスタデイ

遅ればせながらダニー・ボイル監督の「イエスタデイ」を鑑賞。本当は早稲田松竹とかギンレイホールあたりで観るつもりだったのだけど断念。DVDで鑑賞。でもやっぱり面白かった。

もし突然、自分以外の人間がビートルズを知らない世界になったら……。そんなアイデアで作られた英国映画にはビートルズ愛が溢れていて、ビートルズ好きにはたまらない。英国音楽好きならニヤッとする。エド・シーランが本人役で出てきて、しかも結構重要な役どころ。

ロッキングオンには、恋愛ストーリー的にはちょっと……、みたいなレビューもあったけど個人的には主人公の不器用さは好きだなあ。なんかそうなっちゃうのわかるわかる的に共感してしまうのは私の恋愛偏差値の低さの現れかもしれない。まあその辺は不器用な英国職人監督のダニー・ボイルの渋さという気もする。

最後に映画の内容には関係なく、ほとんど絶滅の危機にあった東京都内の名画座。大切な東京の文化なので、コロナ禍をなんとか生き残れるような行政の支援をお願いしたいと思います。

Ebq_sPzU8AAGwMu.jpg

変えるチャンスはきっとある

まあとにかく、東京都民として戻ってきて、7月5日は都知事選なのである。もちろん投票する人は決まっていて、宇都宮けんじさんである。迷う理由なんかひとつも無い。
宇都宮さんはレイシズムに真っ向から反対する人だ。姿勢がジョー・ストラマーと同じ人なのである。ミュージシャンやバンドマンに宇都宮さんを支持する人が多いのもそんな理由かもしれない。

新しい生活

ここ数ヶ月で、私たちの生活様式は大きく変化する事になった。それはとても大変な事だけど、やっぱり何か、重要な意味のある事なのだろうという気もしている。もちろん人によって見方は違うだろうし、立場も違うのだろうけど。

それは暴走を続けていたシステムを強制的にストップさせる事になった。現在私たちが見ているのは、1年前には想像もできなかったような世界。
だから私たちは自分たちで、新しい価値観を作らなくてはいけないのだと思う。ていうか、作らなくちゃもったいない。

いずれにしても、何事もなかったように元の生活に戻ることはもうできないのだから。9年前の震災の時がそうだったように。

冬の朝に

ジョー・ストラマーがメスカレロス名義で出した最初のアルバム『Rock Art and the X-Ray Style』。この時期になると聴く機会が増えるせいか、なんとなく冬の音楽の印象がある。好きなのは後半の「Nitcomb」から「Diggin' the New」への流れ。アナログ盤があればB面の1曲目と2曲目になるんだろうな。

朝、「Nitcomb」を聴きながらバスの窓から外を見ると、なんだかスローモーションの景色を見ているような気持ちになる。なんとなく慌ただしい12月の日常から不思議なエアポケットの世界に入ったような。
ニットコームってドラッグみたいに歌われてるけど、よくわかんない。それでいいんだ。うまくいくさ。そんな言葉だけが心に残る。

冬の朝は、ゆっくりと時間が流れるような気がする。よく晴れた日も。どんよりと曇った日も。いつも心にストラマキャスター。

僕たちは希望という名の列車に乗った

先月は早稲田松竹で「グリーンブック」。今月はギンレイホールで「僕たちは希望という名の列車に乗った」を観る。一人暮らしの頃に良くやっていた、休みの日に名画座で映画を観るコース。名画座のある街を歩くのは、やっぱりなんだか楽しい。
「僕たちは希望という名の列車に乗った」は、旧東ドイツ時代の高校生たちを描いたドラマ。当然当時の政治状況が反映されていて、私はちょっとだけ今の香港の若者たちの事も考えたりもした。

あんまり関係ないかもしれないけど、ベルリンの壁というのは、例えば北朝鮮と韓国の間の国境みたいな所にある壁なのだとずーっと思っていたのだけど、どうもそうではなかったらしくて、そのへんの状況は今でもよくわかってなくて、なんとなく不思議な壁だった。
さらに話は飛んで、ベルリンの壁というとなんとなく、クラッシュの「ゲイツ・オブ・ザ・ウエスト」を思い出すのだった。

ミスター・クール

元カーズのリック・オケイセックが亡くなったそうだ。ニュースサイトで享年75歳と書いてあって、そんな歳じゃないだろうと思って調べたら1944年生まれだった。
カーズというと完全にニューウエイヴ世代のバンドのイメージだけど、結構下積みが長かったというか遅咲きの人だったんだなあ。トッド・ラングレンより年上だったのですね。
カーズはあまり日本で人気がなかったみたいに言われてるけど、私の周りでは結構人気があったような気がする。とにかくクールな人でした。