時は流れて

66年生まれの私の世代だと、イーグルスといえば76年の『Hotel California』である。
このアルバムは中学生の時、洋楽に詳しくて、いいステレオを持っていた友達に録音してもらった。中学生の時だから、たぶん80年ぐらいだと思う。録音に使用したのはソニーのAHFというカセット・テープ。そんな事まで憶えているのは、当時すでに名作だったアルバムを録音してもらうのに、中学生にとっては高級品のテープを選んだからだ。だからそのテープは、結構大事に聴いていたと思う。
それから数年後、高校生になる頃にはパンクに覚醒してしまったから、そのカセットは全く聴かなくなってしまってしまった。それ以来たぶん『Hotel California』のアルバムは聴いていない。

数日前のピーター・バラカンさんのラジオで「New Kid in Town」を聴いてなんだか懐かしくなって、35年ぶりぐらいに『Hotel California』を聴いてみようと思ったのだった。
中学生の頃から私はなんとなく、メジャー・キーの曲でもマイナー・キーに聴こえてしまうような声質のドン・ヘンリーよりも、飄々としたグレン・フライの声の方が好きだった。
ソロになってからも、ドン・ヘンリーの「The Boys of Summer」よりもグレン・フライの「I Found Somebody」や「Sexy Girl」の方が好きだったりもしたのである。一般的な評価はドン・ヘンリーの方が高かったみたいだけれど。

35年ぶりに『Hotel California』を聴いて、中学生の頃、アルバムで一番好きだった曲を思い出した。ランディ・マイズナーの歌っている「Try and Love Again」。
窓の外は一面の雪景色。中学生の頃も、同じ様な景色を見ながら「Try and Love Again」を聴いていたような気がする。

Hotel California
Elektra / Wea
1994-06-16
Eagles

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