海辺のカフカ

90年代以降、なんとなく離れていた村上春樹の長編小説をまた読み出した。
先月読んだ「ねじまき鳥クロニクル」が圧倒的な内容だったので、それ以降の現在までの作品を読んでいこうと思っている。

そういう訳で「海辺のカフカ」。2002年の作品。
個人的には、とても面白く読めた作品だった。村上作品特有の、謎が謎のままどんどんストーリーが進んでいく展開はどんどん暴走していて、ほとんどマンガ的である。
後半の星野青年を中心に進んでいく展開には、読んでいて何度も大笑いしてしまった。こんなに大笑いした村上作品は初めてで、異色の作品なのかもしれないし、分岐点の作品なのかもしれない。その辺はまた、この作品以降の作品を読んでみて考えてみようと思う。

「海辺のカフカ」には、ほとんどクラシック音楽の知識のない星野青年が、ベートーヴェンの『大公トリオ』に惹かれていく箇所がある。どんな曲でどんな演奏なんだろう。聴いてみたくなった。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
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村上 春樹

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